アロンに出逢った時には既にベジタリアンだった私。
アロンに出逢ったのは、まさに想定外でした。
アロンとの初めての出逢い
当時住んでた所の近所に猫カフェがopenし、日々の疲れを癒す目的でたまに遊びに行っていました。
そしていつもの如く、ふら〜っと立ち寄ってみると居たんです。
灰色の赤ちゃんが眠っていたんです。
私がこの赤ちゃんに瞬時に心を奪われ、魅入っていると気が付いた店員さんが、説明して下さりました。
「この仔、お母さんのコロンちゃんが名古屋店に異動になってから、この通り元気が無くなってしまったんです。」
続けて、
「アロンくん。」
と。
この仔は、唯、寝ているのではなく、寂しさからぐったりしているんだ。
胸が強く締め付けられる感覚に陥りました。
同時に名前も「アロンくん」と知り、男の仔だ・・・!と心臓を鷲掴みされた気分でした。
猫はメスよりオスの方が甘えん坊と云われています。
私は子供の頃から灰色の男の仔に興味がありました。
ブルー御三家のシャルトリュー
店員さんはとても親切で、アロンがシャルトリューという猫種のことも説明してくれました。
よく、ロシアンブルーと間違われるとも。
その時初めてシャルトリュー種を私は知りました。
私は誓いました。
『何が何でもこの仔を手に入れる。』
シャルトリューの特徴
シャルトリュー(英:Chartreux / 仏:Chartreux)は、フランスをその原産地とする猫の一品種。ロシアンブルーおよびコラットと並びブルー〔銀灰色〕の御三家と称される。シャルル・ド・ゴールやコレットの寵愛を受けた猫でもあり、「ほほ笑み猫」という異称に加えて、「フランスの宝」「生きたフランスの記念碑」などの代名詞がある。
シャルトリュー – Wikipedia
アロンに会いに行く日々
それから毎週毎週、猫カフェへアロンに逢いに通いました。
猫カフェに行っても、他の猫には目もくれず、アロンだけを追いかけていました。
半年ほどして、近所にあった猫カフェが横浜に姉妹店がopenすることになりアロンも横浜に異動することが決まりました。
それでも私は横浜まで毎週とはいかず毎月頑張って通い続けました。
まさに”アロンストーカー”です。
オーナーさんや他のお客さんにも「アロンを追いかけている人」と覚えられていました。
アロンを迎え入れる日がやってくる
一年が経過し、猫カフェが諸事情で閉店することが決まりました。
私はアロンの身がどうなるんだろうと心配で、真っ先にオーナーさんへ確認しました。
オーナーさんと今後についてお話しをすると、
「アロンは是非、ゆてぃーさんに引き取ってもらいたい」
と言っていただきました。

アロンと生活するための準備
アロンを迎えることが決まってから、バタバタの毎日でした。
猫トイレ
猫と一緒に暮らすことが初めてで、どんなトイレを用意すればいいのかわかりませんでした。
最初は大きな木製の猫トイレを用意しました。値段も3万円ほどしました。
でも、これが大失敗。
中で猫砂をかくたびに、外に猫砂があふれ出てしまいます。
さらに木製の大きなトイレなので、掃除をしたくても重くて動かすことが出来ない。
もったいないですが、粗大ゴミとなってしまいました。
現在使っている猫トイレは、アイリスオーヤマの「散らかりにくいネコトイレ」です。
今は我が家に猫が3頭いるので、この猫トイレを4つ使っています。
おすすめポイントは、 猫砂部分とは別にすのこ部分が設けられているので猫砂が飛び散りません。
また、猫トイレ自体が軽いので猫砂が入ったままでも移動させることが楽チンです。
猫トイレを洗うとき、簡単にお風呂場に運ぶことができます。
値段も手ごろなので、猫トイレで迷ったらこのトイレを試してみてください。
猫砂
猫砂も色々試しました。
最初は「ヒノキの猫砂」、次は「緑茶の猫砂」、そして今は”おからで作られた猫砂”「ミィちゃんの猫砂」を使っています。
おから製にした理由は、肉球に猫砂の粉が付いて毛づくろいの時にアロンの口に入るのを恐れてのことがきっかけです。
少なからず口にする可能性があるのもは、なるべく植物性がいいのかなと思って、おからの猫砂にしています。
おからの猫砂はいくつか試しましたが、この「ミィちゃんの猫砂」は匂いが最も少なく気になりません。
(他のおから猫砂は、おから独特の匂いがするものもあります)
また、おからの猫砂は粘土質なので、おしっこもガッチリ固まるので掃除しやすいです。
ただ、水洗トイレにそのまま流せるタイプですが、粘度が高すぎてトイレの中で固まってしまうことがあります。
私はもともと水を節約したいので、水洗トイレには流さずにうんち袋に入れて燃えるゴミに捨てています。
水洗トイレに流す派の方はご注意ください。
キャットフード
キャットフード探しにも苦労しました。
アロンにも家禽を使った粗悪なキャットフードは食べさせたくないので、素材から納得できるキャットフードを探しました。
現在アロンにあげているキャットフードは、「妖精の森」というベジタリアンショップで取り扱っている「Benevo」と「Ami」をブレンドして与えています。


家猫は人間が与えたものしか食べることが出来ません。
少しでも元気に健康に生活してもらうために、キャットフードには徹底的に拘っています。
「Benevo」について
イギリス製のキャットフードで、ジャガイモを主成分で作られたベジタリアンキャットフードです。
植物性のキャットフードですが、タウリンもしっかりと含まれています。
Benevo キャットフードは、すべてビーガンの成分で作られた、成猫にとって栄養的に完全で、バランスのよいビーガンキャットフードです。
「Ami」について
イタリア製のキャットフードで、トウモロコシを主成分で作られたベジタリアンキャットフードです。
こちらもタウリンが豊富で、防腐剤なしの安心できるキャットフードです。
イタリア発 ベジタブル100%のヘルシーペットフードAMi
あらゆる犬/猫のためにつくられた、100%天然植物成分のドック&キャットフード。
100%アレルギーフリー、防腐剤などの添加物などを一切含んでおりません。
最後に
私はアロンを誓い通り手に入れ、今でも一緒に暮らしています。
世界一の幸せを手に入れ生きています。
シャルトリューという猫種は非常に賢くて甘えん坊な性格です。
また、鳴き声を出すことも少ないので、一人暮らしでも一緒に生活しやすい猫種です。
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